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そもそも小学生の集中力はどれ位もつのか?

少年野球における練習について、保護者の人達の間では、

 

土日も練習する必要があるのか?
1回の練習時間が長い気がする

 

という声が上がっています。

 

確かに、チームによっては丸一日練習している所もあります。

 

長ければ良いという問題ではないですが、短くても技術等の向上はできるのか?という疑問も出てきてしまいます。

 

では、本当のところ、少年野球における練習時間と言うのはどれ位がベストなのか?

 

まず、練習時間の是非を考える前に、そもそも小学生の集中力について知っておく必要があります。

 

教育教材で有名なベネッセでも言っていますが、小学生の集中力と言うのはもって、「10〜20分」です。

 

もちろん、個人差はあるでしょうが一般的にはそう言われています。また、この時間というのは小学生全体での平均値なので、これは高学年になればなるほど集中力も長くなってきます。学校の授業もそれを考慮しての時間割となっています。

 

ただ、さらに考慮しなければいけないのは、選手自身が熱中していれば集中する時間がさらに伸びているということです。

 

あなたはこんな経験はありませんか?

 

好きな事に没頭し過ぎて時間を忘れ、気付いたら、「あ、もうこんな時間か」ということを。

 

選手全員がたまらなく好きで野球をやっているということではないでしょうが、少なくとも野球が好きでチームに加入している児童であれば一般的な数値よりもさらに集中出来ることも考えられます。

子供の集中力から考えてどれ位の練習時間が良い?

では、野球の練習において、10〜20分で終わらすのが良いのか?というとそうはいきません。練習においてその時間で完結するものは一つもありません(笑)

 

だからと言って、子供の集中力が持続しないにも関わらず、ダラダラと1日かけて練習するのが良いのか?というとそれもよろしくないでしょう。

 

むしろ、集中力の低下によるパフォーマンスの低下、さらには、それと同時に疲労による怪我を負うリスクも高くなります。

 

そこでどうすれば子供の集中力を活かした練習をすることができるのか?

個人における集中を促してあげる

チーム練習をする時に、バッティングでも守備練習でも個人が練習できる時間はほんの数分です。守備練習に限って言えば、1球を処理する数秒です。
そこで、監督・コーチはその数分・数秒に集中させてあげることです。

 

バッティングであれば、一人○球(チームによっては○分)と決まっていると思うので、その時間内はとにかく集中して、練習させてあげることです。

 

すぐにはできないかもしれませんが、常に、「この一瞬だけ集中するように」などという声をかけてあげる、あるいは褒めてあげるなどして選手が余計なことを考えないように配慮してあげることです。

 

また、バッティングの際の守備についている時でも、ポジションによっては順番に守っていると思うので、自分の番の時だけは打球の行方に集中するようにすることです。

 

メリハリある練習にする

例えば、守備練習をする時でも10〜20分で完結するように回すことです。内野であれば、時間的にも指導の数分も考えればオールファーストからダブルプレー位まででしょうか。

 

そこで一回区切って、少し余談を入れるなどして再度集中できる環境を作って上げます。

 

これは、試合でも同じですよね。守備が何十分も続くことはそうそうありません。(打たれまくってアウトが取れない…ということもありますが)

全ては試合を想定して考えてみる

これまで解説してきた内容は、全て試合を想定して理にかなった練習方法です。10〜20分で区切って練習する方法。

 

もちろん、試合を通して集中力を欠かさないことが理想ですが、これは大人でも不可能です。人間的に無理な事は分かっていると思います。

 

では、いかにしてベストパフォーマンスを出せるのか?というと、ここぞという時に集中力を発揮できる選手がいる方が試合の流れを掴めるようにもなります。
チームで、「ここだ」という所でガッと集中できれば攻守ともにメリハリのある試合展開も掴めるようになり、自分たちのペースに持ち込めます。

 

それは、今日明日でできることではありませんので、日頃の練習から子供の集中時間を利用して、メリハリのある練習にしていくことが大切です。

 

そう考えると、練習時間が長いというのはちょっと外れたことなのかもしれませんね…

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