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冬場の練習の本当の意味

野球において冬はそれまでとは異なる練習が行われます。

 

プロ野球はシーズンオフ、高校野球は12月1日から3月7日までは練習試合ができない規定があります。これは中学生、小学生だとしても同じく期間は異なりますが規定があります。

 

その理由として一番は、気温が低ければ選手は怪我もしやすいからです。冬の過ごし方と言えば、

 

筋力・体力トレーニング

 

がメインになってきます。いつも通りの練習をしても体が寒さで動かなくなるので、冬場はガラリと変わります。

 

実際に私も、限界まで追い込んで体力・筋肉を鍛える練習をしてきました。また、手のマメが擦り切れ、まさに字のごとく血のにじむ思いをしてまで素振りをこなしてきました。

 

そんな経験をしてきたからこそ大人になり野球を外から見つめ直して分かった「冬場の練習の意義と真実」があります。その意味をしっかりと理解して正しい練習で正しく取り組むのとそうでないのとでは、翌年以降の結果は雲泥の差になります。

 

選手時代に気付けなかったことばかりですので、もし親御さんがこれを読んでいるのであれば、ぜひ子供に、「なぜキツイ練習をするのか?」の本当の意味を理解させてあげてください。

そもそも冬場の練習って何をする?

オーソドックスな冬場の練習と言えば、選手全員でサーキットトレーニングを行ったり、全員で数百回の素振り(監督の気分次第で変わります笑)、ロングティー、ティーバッティングなどを行います。

 

サーキットトレーニングでは、腕立て・腹筋・背筋・スクワット・バービーなどです。他にも、2人一組になって手押し車やおんぶでダッシュなども強靭な身体を作るために行います。

 

加えて走り込み。塁間をダッシュする短距離ダッシュから100m、200mのダッシュなども行いました。

 

こうみるとボールを触らない日々が続き、「野球から全く遠ざかる練習だけ?」と疑問に思われそうですが、実践に向けた練習も短時間ですが行います。

 

主に技術的な練習になり、バント練習、いつも行う守備練習(加えて走塁練習も同時に)などです。

 

その基礎トレーニングと実践練習の比率としては、7:3位の割合で行っていました。そこから、自分に足りない内容を自主練習として全体練習の後に行っていました。

冬はなぜ筋トレ・体力トレ・素振りなど基本に戻るのか?

冒頭説明したように寒さでできないことが増えてきます(逆に言えばできる練習に限りがある)。

 

でも、冬に地味な基礎トレーニングを行う理由はそれだけではありません。ここからのことをしっかりと理解してほしいと思います。

 

結論から言うと、冬の基礎トレーニングは翌年春以降の結果に繋がるから行います。

 

春に前年パッとしなかったチームが結果を出してきても、正直、春の結果はまだ冬の練習の成果が100%出ているとは言い難いです。

 

成績を残せばその結果が出ている分多少なりとも練習の成果は出ているとも言えますが、まだまだ完結しているとは言えません。

 

それはなぜか?

筋力・体力のアップと技術の関係

その理由を細かく考えれば人間の体の作りに一因があるからです。

 

冬場に行う基礎トレーニングは筋トレ・体力トレーニングがメインだと言いました。それはチーム・個人としての野球がさらに向上するように一回り体を大きくする為です。

 

筋トレをする→体が鍛えられる→体全体の筋力が3ヶ月〜4か月でようやく付き始めてくる。

 

↓ここからさらに

 

冬場の素振りやティーバッティング、守備練習の積み上げが加わります。

 

というのも、体についた筋肉を上手く動かせるまでに時間がかかります。

 

春先においては、冬の練習でいくら技術が付いてきたとしても筋肉を上手く使いこなせない体があり十分に技術を使いこなせない体があります。

 

そこからようやく筋肉を使いこなせるようになり身についた技術が少しずつ花開くようになります。

 

それが、チーム・個人によっては春の大会が始まる位からになります。だから、春に結果が出るチームもある訳です。

 

でも実は、そこから暖かい気候になりハードな実践練習をひたすら行い、反復練習を行うことで身についた技術をパワーアップした体にしみこませられるので、5〜6月で一気に力が伸び始めます。

 

毎年、高校野球の夏の予選を見ていても、前年・春と結果が良くないチームがパッと出てくることって必ずどの県にもいると思います。それはやはり冬の練習をひたすらこなしてようやく5、6月に芽が出てきたからなのです。

冬場の練習の何を理解していくのか?まとめ

このようにキツイ練習も、「夏の甲子園に出る為」「レギュラーになるため」と目標を持つこと、そしてそれは必ず実現出来ると自分を信じていくことが乗り切るコツと言えます。

 

また、つまらない基礎練習の繰り返しでも、どれだけ夏の自分をイメージ出来るか伸びる力も変わってきます。

 

基礎練習について、「こんなきつくて地味でつまらない練習に何の意味があるんだよ」と苦痛で仕方ない選手もいるでしょう。

 

でも経験上、高校時代に人一倍冬の練習を理解して頑張った選手は夏はレギュラーになっていました。

 

数多く強豪校を調べてきた中でも、とにかく他校よりもキツイ冬場の練習の意味を理解してやるべきことをやって乗り越えたチームがほとんど上位に残ってきています。

冬に行う基礎練習において最も重要なこと

そして、もう一つ言えることが、「正しい理解と練習」をすることです。がむしゃらに練習をするのも悪くないですが、

 

  • その筋トレは野球の何に繋がっているのか?
  • 素振りはなぜ行うのか?
  • 冬場でも絶え間ない守備練習はなぜ?
  • ロングティーは何の意味がある?

 

などとしっかりと考えて練習を行うことです。

 

打者であれば正しい打撃フォーム投手であれば正しい投球フォームそれらに使える正しい筋力を追求していることです。

 

ここを間違えるとどんなにハードで多くの練習を積んでも間違いなく効果は半減します。その点、やっぱりプロ野球選手はトレーナーを雇って、筋肉一つとっても緻密に練習メニューを組んでシーズンオフを過ごしています。

 

となると、高校野球でも少年野球でもどんなチームでも、しっかりと指導してくれる監督がいるチームであれば安心ですが、もしそうでなければ重要になるのは、「親御さんがどこまで諭してあげられるか?」です。

 

この考え方は選手ではどうしても気付けない部分もあります。

 

また、正しい打撃フォームでも正しい投球フォームでもどこまでの技術を見せてあげられるか?も重要です。少年野球ならなおさらです。まだ子供にはそこまで調べる能力もなければ教えてくれる環境も少ないです。

 

プロ野球選手になりたい(させてあげたい)、レギュラーになりたい(させてあげたい)という選手ほど十分に考えさせてあげ理解して冬場の練習を過ごしましょう。

 

冬に身に付けたいポジション別技術が学べる教科書

<打者編>

プロの野球選手も実践する本物の打撃技術
スター選手も実践するバッティング上達法【バッティング・パワーアッププログラム】

バッティング・パワーアッププログラム

<野手編>

高度な守備技術をマスターできるDVD
メージャーリーガー「川崎宗則」直伝!ゴロ捕球のコツとは?実践で使える効果的な守備練習が学べる!【川崎宗則 監修『実践守備マスタープロジェクト』】

<投手編>

投手育成完全マニュアル
あのデーブ大久保氏も大絶賛!!元PL学園〜読売ジャイアンツ!元祖勝利の方程式、橋本清が毎年5,000人を指導してきた経験から最短で上達できるピッチングのノウハウをついに大公開!

<キャッチャー編>

キャッチャー育成プログラム
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